接合と面精度

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接着精度
接着剤にはそれぞれ固有の粘度があります。この粘度は接着剤の光学特性に由来するもの、物理的な耐久性を維持するために必要なもの、あるは接着剤を構成している物質の性質によるものなど、さまざまです。
平らな光学フィルターやプリズムの接合にそれらの接着剤の粘度は思わぬ作用を及ぼします。
ましてや、薄板どうしの接着ともなりますと、その平行度や接着膜厚などをこちらの思ったとおりに制御しようとなると非常に熟練を要すわけです。また接着剤メーカーの仕様書だけでそれを実現する事は困難です。それには流体力学や液体の張力や毛細管現象などの作用をよく理解していないととても透過波面精度を出す事は出来ません。
ハイメックでは、そういった接着剤膜厚の制御や平行度出し、などを長い経験から制御してまいりました。
この平行接合こそが微細加工やCCDセンサーの視感度補正フィルターには必要不可欠の技術なのです。

 世に多くの超高精度マシーンはありますが、脆性品の加工において、その厚みや大きさが加工圧力に耐えられなくなるレベルがあります。そういった微細加工には高精度な治工具を利用しワークを保持するわけですが、このワークが小さいとなりますと、ワーク自体をジグに精密に搭載すること自体が困難になります。

微細加工の方法

ハイメックではそういった微細なワークにダミーを精密に接合し、ワークをそれらの精密ダミーに包むようにして切削ラップポリッシュを可能にしています。もちろんワークはダミーに包まれていますからエッジはシャープに維持されます。ほんの数ミクロンのチッピングに抑え、あるいは機能膜蒸着もケラレ無しで蒸着する事も可能にしています。

数ミリの大きさの脆製品加工はハイメックならではの精度でご提供可能です。
ダイクロプリズム minixprism micropbs microprism 水晶接合
ダイクロイックprism ミニXprism          微細PBS 0.5mm角prism 極薄基材接合
line
ミクロン単位の組立
接合とは光学基材の界面と界面に有機高分子を満たすという行為です。すると当然各々の基材の角度精度や波面精度があるわけですから、接合工程でその精度を無効にする訳にはいかなくなってまいります。その制約の中で界面どうしの平行度   ±1/10ミクロン/cmなどという要求が発生したりいたします。狭面の世界の性質を知り尽くさないとそういった組立加工は出来ません。
実際そういった狭面では空気の流れですら通常の世界とは異なります。ましてや高分子液状の流れなども言うに及ばずです。
今ハイメックが取り組んでいる組立はそういった狭面を組上げる事です。あるいはもともと透過波面精度の悪いフィルターを矯正してデジタルセンサーにゆがみの少ない画像を供給出来るようにする事等にも取り組んでおります。
Airgap 左図 白色ライン
エアーギャップ8ミクロンのスペースを作り、接合した状態です。(80×80で角度誤差1ミクロン)を達成しています。

右図
0.2mmtと0.6mmtを接合して干渉計のニュートンを撮像したものです。
cristal